遺族の活動 2014〜2015
(遺族連絡会〜絵本作成〜大学講義〜本寄贈〜証人尋問)
2015年 遺族の活動
2015.7.15 椙山女学園教育学部で講義
同大学の講師林さんからご紹介頂いて、花菜の事故を事例に「なぜ死亡事故が起きたのか」「どこが悪かったのか」「こうできなかったのか、その背景は」など、将来子どもたちを預かる学生さんたちと一緒に考えました。
2015.7.31 第7回公判は、父親西野の証人尋問
👉刑事裁判
私も証人として直接裁判長に訴えました。
・事故を知った時の遺族の思い
・民事裁判までの経緯と和解条項の内容
・私が考える事故の原因
・花菜はこうしたら死ぬことはなかった
・二度と繰り返さないために何をすべきか
・被告人への思い
などをしっかり述べさせて頂きました。
証人尋問、証拠調べは今回で終わりました。
次回は論告求刑で、9月18日11時からです。 静岡地方裁判所です。
2015.11.19 「問わずにはいられない 学校事故・事件の現場から」を豊橋市内の全小中学校と教育施設に役立ててもらうよう、遺族が豊橋市教育委員会に80冊寄贈
「全国学校事故・事件を語る会」が呼び掛け、今年9月に自費出版したこの本は、この事実を広く知ってほしい、そして二度とこのような悲劇を繰り返さないでほしいという切実な願いでつづった記録集です。
大切なひとり娘を学校の事故で亡くした私も同じ願いを込めてつづりました。
2015.12.23 第6回「菜の花キャンドル」、今年も近所の公園で開催
雨の中、花菜の同級生たちがたくさん集まってくれました。 18歳になったみんなは、一段と成長した姿を見せてくれました。将来の選択に向かって、それぞれの想いで頑張っているようです。今年は病院のベットで頑張っている妻にも伝えました。18歳になった花菜もきっとこんな感じなんだろなぁ。
事故から5年半、花菜を忘れないでね。
子供を持つ親、ご家族、多くの方々が自身の問題として、
「二度と繰り返さない」を実施できたらと思います。
みんなで子供の命を守らないとね。
2014年 遺族の活動
2014.5.3 「学校事故事件遺族連絡会」を開設
学校の管理下で大切な我が子を亡くされた遺族が集まり、情報を共有できるの場を開設しました。この会は主に、愛知県を中心とした中部地区で活動を行います。
<開設メンバー>
西野 友章(浜名湖カッターボート転覆事故遺族)
倉田 久子(高校柔道部事故遺族)
山田 優美子(愛知県立高校生自殺(指導死)事案遺族)
大河内祥晴(西尾市立中学校いじめ自殺遺族)
2014.12.23. 第5回「菜の花キャンドル」を開催
第5回目となるこの催し、地域の方にも集まって頂けるよう、近くの公園で行いました。
多くの同級生をはじめ、校区の方々にも参加して頂き、花菜も喜んでいると思います。
二度と起こしてはいけない事故の風化防止にもつながることを信じています。