2015年12月23日 今年も「菜の花キャンドル」を開催しました。
「第6回菜の花キャンドル」、今年も近所の公園で行いました。
雨の中、花菜の同級生たちがたくさん集まってくれました。
18歳になったみんなは、一段と成長した姿を見せてくれました。
将来の選択に向かって、それぞれの想いで頑張っているようです。
今年は病院のベットで頑張っている妻にも伝えました。
18歳になった花菜もきっとこんな感じなんだろなぁ。
事故から5年半、花菜を忘れないでね。
子供を持つ親、ご家族、多くの方々が自身の問題として、
「二度と繰り返さない」を実施できたらと思います。
みんなで子供の命を守らないとね。
西野友章
<2015.12.24 静岡新聞より引用>
花菜さん悼む 光のハート 遺族、同級生が祈り
2010年6月のボート転覆事故で死亡した西野花菜さん=当時(12)=の遺族が23日、愛知県豊橋市杉山町の公園で「菜の花キャンドル」と銘打った追悼行事を開き、悲劇が繰り返されることのないよ願った。
雨の降る中、当時花菜さんが、通っていた同市立章南中の同級生ら約40人が、ろうそく型のLED(発光ダイオード)など2千個でかたどったハートを囲み、友人の死を悼んだ。
花菜さんの父友章さん(56)は「18歳になった皆の笑顔を見られてうれしい。将来の夢に向かって努力をしてほしい」と呼びかけた。
同級生の愛知県立豊橋商業高3年平松明華さん(18)は「花菜と一緒に成長していると思っている」と話し、同杉山町の会社員鈴木尚耶さん(18)は「中学1年の弟が自然体験学習に行く時、自分の身は自分で守るよう注意した」と事故を振り返った。
<引用おわり>
◆ボート転覆事故 同級生ら
浜名湖(浜松市)で2010年に起きたボート転覆事故で死亡した豊橋市立章南中学校1年の西野花菜さん(当時12歳)を悼む「菜の花キャンドル」が23日夕、西野さんの自宅に近い豊橋市の公園で開かれた。
花菜さんの両親の主催で今回が6回目。小雨の中、園内のベンチに、オレンジ色に淡く光るろうそく形のLEDライトをハートの形に並べ、その周囲を青色のLEDライトで飾った。
花菜さんの父、友章さん(56)が「今年も集まってくれてありがとう。みんなの成長する姿を見ることができてうれしいです」とあいさつした。集まった同級生ら約40人がライトを囲んで、花菜さんの冥福を改めて祈っていた。
<中日新聞より引用>
花菜さんの追悼の明かり
2010年6月に浜松市の浜名湖で起きたボート事故で亡くなった豊橋市章南中学校西野花菜さん=当時(12)=を追悼する催し「菜の花キャンドル」が23日、豊橋市杉山町の西南代公園であった。
あいにくの雨だったが、高校3年生になった当時の同級生20人余りが顔をそろえた。発光ダイオード(LED)のキャンドルをハートの形に並べて、皆で囲んだ。
父友章さん(56)は「18歳になった同級生を見ているとうれしい半面、『生きていれば花菜も進学や就職の時期だなあ』と寂しい気持ちにもなる」と話した。
13年から続けている企画だが、同級生は来春、高校を卒業し、これまで以上に生活が変わる。「忘れられるのがなにより辛い。なかなか集まれないかもしれないけど、来年も続けたい」と友章さん。
小学校からの同級生だった豊橋工業高校3年の河合智哉君(17)は「忘れることは絶対にない。職場は市内なので、来年も準備から手伝いたい」と語った。
悪天候にもかかわらず野外活動を中止しなかった元校長の判断について、11月の静岡地裁判決は「不適切ではなく刑事上の過失は認められない」とした。友章さんは学校側の責任を求めて、年明けにも静岡検察審査会に審査を申し立てる構えだ。
<引用おわり>
<朝日新聞より引用>
「花菜さんと一緒に大人に」
2010年6月、浜松市の浜名湖で野外活動中にボートが転覆して亡くなった豊橋市章南中学1年の西野花菜さん(当時12)を追悼する集いが23日、同市杉山町の公園で開かれた。高校3年になった同級生ら約40人が集まり、点灯したLEDライトを囲んで花菜さんをしのんだ。
集いは「菜の花キャンドル」と名付け、花菜さんの両親が、2度と悲しい学校事故を繰り返してほしくないとの願いを込め、毎年開いている。小雨が降る中、自宅近くの公園には、LEDライトなど2千個がハートの形に並べられた。
父親の友章さんは「事故から5年半。みんなの笑顔と成長した姿を見ることができてうれしい」とあいさつ。小学校の頃から仲が良かった県立豊橋商業高校3年の平松明華さん(18)は「中学時代の仲間を大切にしながら、これからも花菜さんと一緒に成長し大人になっていきたい」と話した。
<引用おわり>
同級生らが「菜の花キャンドル」/豊橋
2015/12/25
浜松市の浜名湖で2010年6月、校外学習中に起きたボート転覆事故で死亡した豊橋市章南中学校1年の西野花菜さん(当時12)を追悼する「菜の花キャンドル」が23日夕、西野さんの自宅近くの同市内の公園で開かれ、同級生らが西野さんを偲んだ。
冷たい雨が降りしきる中、高校3年生になった同級生など約20人が会場に集まり、テーブルに発光ダイオード(LED)2000個を並べてハートの形を作り、西野さんを悼んだ。
父親の友章さん(56)は「同級生のみんなが18歳になった姿を見ると、うれしい」と笑顔を見せつつ「生きていたら進学や就職という人生の選択の時期だったのだと思うと、さみしい気持ちもある」と複雑な心境ものぞかせた。
事故当時、西野さんの隣のボートに乗っていたという鈴木尚耶さん(18)は「みんなで集まると(西野さんを)思い出して悲しくなる」と話した。
<引用おわり>