<静岡新聞より引用>
追悼の光に区切り「感謝」
浜名湖ボート事故 三ヶ日で菜の花キャンドル
三ヶ日青年の家(浜松市浜名区)のボート事故で亡くなった愛知県豊橋市立章南中学1年の西野花菜さん=当時12=を追悼する行事「菜の花キャンドル」が14日、同施設で営まれ、父友章さんは事故翌年の2010年から続けてきた同行事を今回で終了する考えを示した。
西野さんの父「忘れないでね」
友章さんは開式のあいさつで、「花菜がここにいたこと、花菜がここで亡くなったこと、あの日あの時、いろんな判断ができたはずなのに。そんな思いがよみがえってくる」と今も続く苦しみを吐露した。娘を思い続ける同級生や、事故の再発防止へ力を尽くす参加者や教育関係者などに感謝を述べ、「キャンドルの目的と現状、皆さんの負担を考えたとき、ここで区切りをつけるべきだという思いに至った」と語った。
当時の同級生ら約20人が参加し、花菜さんへの追悼歌「未来(あした)へ」の演奏を聞いた後、"家"をイメージしたオブジェクトの中に、LEDのキャンドルを入れ、花菜さんと、それぞれの大切な家族を思いながら明かりをともした。
花菜さんの親友平松明華さん(28)=東京都=は「花菜に会いたいと思い、できる限り来た。辛いときやしんどいとき、今も花菜の笑顔を思い出すことがある。キャンドルがなくなるのは残念だが、年に1回でも花菜のためにみんなで集まる機会をつくっていきたい」と話した。
花菜さんの同級生と交流した友章さんは「今までと同じように気楽に家に来てほしい。キャンドルという形はなくなるが、花菜のことを忘れないでほしい」と願いを伝えた。
引用おわり