2025年6月18日 事故から15年が経ちました。今日は朝から晴天です。あの日もこんな天気だったらと、青空をうとましく眺めました。それでも、花菜の友人たちがお参りに来てくれた夕方には、天国にいる娘に話しかけていました。「花菜こと誰も忘れていないよ」「いつも見守ってくれてありがとう」明日から16年目に向けてまた生活を続けます。
<静岡新聞より引用>
教訓継承へ 決意新た
浜名湖で2010年に静岡県立三ヶ日青年の家のカッターボートが転覆し、愛知県豊橋市立章南中1年の西野花菜さん=当時12=が亡くなった事故は18日、発生から15年を迎えた。青年の家で開かれた追悼行事で、県教委や県立青少年教育施設の関係者が西野さんの冥福を祈り、緊急時の対策訓練を通じて教訓の継承への決意を新たにした。
出席した約25人が、西野さんをイメージした少女の慰霊像に黙祷をささげた。県教委の宮崎文秀参与は「各施設と連携し、15年前の重大な事故を風化させることなく、また萎縮しすぎることなく、何よりも安全に配慮した体験活動を提供していくことを誓う」とあいさつした。
訓練は、小学校5年生10人が双胴船「ダブルハルカヌー」で海洋活動中、1人が浜名湖に落水した想定で行った。落水した児童を救助した後、他の子どもらがカヌーをこぐことが困難になったと判断し、救助艇でハーバーまでえい航した。
訓練の振り返りでは、「子どもの不安軽減のためにも、岸に戻るまでの見通しの説明や励ましの言葉がもっとあると良い」との意見が挙がった。御園所長は「子どもたちの様子を見てリスクを未然に防ぎながら、自然体験に満足してもらえるような活動を目指したい」と話した。
<引用おわり>
<中日新聞より引用>
西野さん追悼 歌でカードで
浜松市の浜名湖で野外教育活動中のボートが転覆し、豊橋市湘南中学校の1年の西野花菜さん=当時12=が亡くなったっ事故から15年となる18日、同校で追悼行事があった。全校生徒203人が、西野さんに思いをはせて命の大切さを考え、教職員らは安全管理への意識を再確認した。
全校集会では、昨年春に生徒からせりふを募って創作した、命の大切さを考える群読を披露。事故後に当時の教職員らが作った歌「未来(あした)へ」を全校生徒で合唱した。
続いて生徒たちは天国の西野さんに思いを込め、「くじけずに前を向いて生きる」「これからも自分と他人の命を大切にする」などと書かれたメッセージカードを添えた黄色の風船を青空に向けて飛ばした。
生徒会長で同校3年の佐久間皇輔さん(14)は「章南中の先輩の命日であり、命について考える大切な日」と話した。
事故は2010年6月18日、章南中の1年生18人と引率教員2人が乗ったボートが悪天候の影響で転覆。全員が湖に投げ出され、ひっくり返った船体内側に閉じ込められた西野さんが亡くなった。
市教委は6月18日を「豊橋・学校いのちの日」と定めており、この日を中心に市内各校で命に関する授業を実施。同校の住田政大郎校長は「子どもたちの安全を守る意識をいつも持っていたい」と話した。
三ヶ日青年の家 再発防止へ訓練
活動拠点だった浜松市浜名区の静岡県立三ヶ日青年の家では18日、再発防止の水難事故訓練があった。
訓練前に静岡県教委や県立の青少年教育施設4ヶ所の所長らが、青年の家のロビーに設置されている西野さんの慰霊像の前で黙とうした。同県教委の宮崎文秀参与は「15年前の重大な事故を風化させることなく、安全に配慮した体験活動を提供していく」と述べた。
<引用おわり>